2007年7月30日月曜日

ハリー・ポッターの青春


最近、公開された映画「ハリー・ポッター不死鳥の騎士団」を見てきた。シリーズ第5作目になるこの作品。原作は分厚い単行本2巻の長編だけど、映画は2時間ちょっとにまとめあげてなかなかテンポがよく、最後までぐいぐい引き付けられた。シリーズの中でもなかなかの出来。しかし、見ていて気になったことが…。登場するハリーたちホグワーツの仲間が1作目から比べるとそれぞれが大人になっている。ストーリー上では15歳だから、日本だったら中学3年か高校1年くらいの年齢。ちょうど体も精神も子供から大人へ変化していく時期だ。あの頃の少年少女独特の匂いや表情、戸惑いや怒り、自分でも消化できない気持ちの高ぶりを思い出した。本筋のストーリー展開とはまったく関係ない、ハリーや仲間たちのそういうちょっとした変化やしぐさが何だかまぶしくすら感じられた。これは、若さへの嫉妬?いや、自分自身の痛い思い出への悔恨か?いろんな意味で、青春です。

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